三角大福中・・・
何をやっても叩かれる・・・こんな状態が今の政権からは見受けられますね。3派閥の解散、岸田派(宏池会)、二階派、そして一番大きな安倍派(清和会)、崩れる時は内部から・・・これは王道なのかもしれません。派閥を解散してもまた作ろうとするものも出てきますし、どうせ何やっても変わらないよね・・・こんな流れができてしまっています。だから解散もできませんし、何か私が大学に入るときの自民党55年体制の崩壊の時が頭によぎります。日本新党党首の細川護煕による非自民8党派の連立政権が成立するところからなのですが、一つだけ違うのは野党の勢いです。当時は結構野党が強かった・・・だから連立政権もできた。今は?与党がズルズル落ちていくのに更に弱い野党ですから、どうもこうもない・・・という現状でしょうか。今後1年余りはかなり不安定な時期になりそうですね。自民から救世主が出てくるのか、それとも野党から昔の橋本徹のような強い異端児が出てくるのか・・・
朝のラビットに出てる田村真子のお父さん、元厚労大臣の田村憲久さんなどとてもいい感じに見えますけどね。
最後になくなった「宏池会」の元を。最初は昭和32年、池田勇人後援会として「宏池会」結成、なぜ宏池会か、
「高光の榭(うてな)に休息して宏池に臨む」
後漢の碩学馬融の文にある句ですが、「自得するところあつて動ぜず、綽々たる余裕あるを示す」好い句であります。こう載っておりました。日本の政治史を学ぶ上では必須なところです。
さて表題の「三角大福中」、真ん中の「大」大平さんが宏池会、福田さんは清和会・・・調べていくと意外と楽しいところです。