南海トラフ巨大地震30年以内の発生確率「80%程度」に引き上げ
昨日、地震調査委員会から発表されました。
一応政府からの発表ですので、全国民に向けてということなのでしょう。
この数字、発生確率「80%程度」はどうやって出しているのでしょうか。
ただ単に、今以上に備えをしてくださいということなのでしょうか。
「おとといや去年8月に日向灘で地震が発生したこととも関係がない」と説明しているんですが、
関係ないのならなぜ、確率が上がってくるのでしょうか。
「発生確率は時間の経過とともに高くなる傾向にある。」ということなら、1年ごとに1%ずつ上げていくなどということなら話は通るのですが、一昨日の地震が発生して、確率を上げる根拠は何なのか、さっぱりわかりません。
世界中でAIでさえも予知はできないのですから、いたずらに数字を出すことはないと思うのですが。
私が小学生のころから「南海トラフ」、愛知県はめちゃ大きいのが来る、といって毎月のように避難訓練をさせられていました。
授業がとん挫するのでそれはよかったのですが、そのころから地震学者や地質学者が言っていることは9割以上はずれているわけで、根拠も全くなく、それで予算使ってなんて無駄なことしているんだろう・・・ともう40年近く思い続けています。
意味ない所にお金を使わずに、備えの方だけに使ってほしいですね。
「南海トラフなど地震対策費3割増、2771億円を計上・・・」
これは全部、具体的な備えに使ってほしい、予知などは無駄なので・・・
ただ、備えも何も東日本級が来たら何もできないわけで、唯一できることは「高台にいち早く逃げること」だけですから、耐震化しても…とも思ってしまいます。