佐藤なうsato-now
利上げ「機が熟した」
昨日、日銀の方が正式に発言されたとのこと。
さて、政策金利の引き上げはどう影響するのでしょうか。
一般的な所を考えてみます。
・円高へ
金利が上がるのですから、日本円を買おうとするのは当然で、そうなると輸出企業にとってはマイナスですね。
・日本株式は下落へ
株と債券は表と裏ですから仕方のない所です。利回りが高ければそっちを買いたくなります。行き過ぎている株式のバブル状態がちょうどおさまるのでしょうか。
・住宅ローン
ここは私などかなりの痛手・・・返済金利が上がるのですから、多く返済しなければならない、なんせ79歳までのスーパーローンですから。
・インフレを抑える
ここが一番やりたい所でしょうか。いくら最賃を上げても、モノの値段がさらに上がるので意味ない状態ですからね。30年の超デフレがようやくおさまったかと思えば、急激なインフレですから、なかなか難しいかじ取りではあります。
模範解答を。
「金利が上昇すると、金融機関は、以前より高い金利で資金調達しなければならず、企業や個人への貸出においても、金利を引き上げるようになります。
そうすると、企業や個人は、資金を借りにくくなり、経済活動が抑制されて、景気の過熱が抑えられることになります。また、これに伴って、物価に押し下げ圧力が働くことになります。
このように、景気の過熱を抑えるために行われる金融政策は、金融引締め政策と呼ばれます。」