希土類元素
最近、レアアースの話題を耳にします。
希土類元素とも言われておりまして、31鉱種あるレアメタルの中の1鉱種で、スカンジウム 21Sc、イットリウム 39Yの2元素と、ランタン 57La からルテチウム 71Lu までの15元素(ランタノイド)の計17元素の総称です。
周期表の位置では、第3族のうちアクチノイドを除く第4周期から第6周期までの元素を包含します。なお、希土類・希土と略しており、かつて稀土類・稀土とも書き、それらは英語名の直訳であり、比較的希な鉱物から得られた酸化物から分離されたことに由来しています。
「希」の名がつくものの、金や銀などの貴金属に比べて地殻に存在する割合は高く、特にセリウム 58Ceは銅に匹敵するほどの量が存在します。
しかし、単独の元素を分離精製することが難しく、流通価格が貴金属並みに高価となることがあります。
レアアースの世界の埋蔵量はおよそ9900万トンであり、全世界の年間消費量約15万トンから比較すれば、資源の枯渇はあまり危惧されていません。
レアアースは蓄電池や発光ダイオード、磁石などのエレクトロニクス製品の性能向上に必要不可欠な材料です。「触媒」として不可欠なものです。
超強力磁石リニアモーターカーや、LEDなどにも不可欠、DVDなどの光ディスク、各種レーザー、原子力の核燃料棒、ハイブリッド車の充電池なども当然使います。
その発掘に、棒を600本つないで6000mの地下から掘り出すという、なんとも昭和的な手法でやっているんですから、そのギャップがおもしろいです。
しかも泥の回収を終えても、不純物を取り出し、プラント化するのに10年かかる・・・それでも10年後必要だからやるんですね。
これこそ、予算出して日本唯一の技術!とすれば、失われた30年を少しでも取り戻せる気がするんですが・・・



