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2024年12月からiDeCoの掛け金上限が増えます!
トピックスカテゴリー: 法改正
以下、厚生労働省からです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/2020kaisei.html#202412
iDeCo(イデコと呼びます。個人型確定拠出年金の略です)は老後の資金を自身で準備するのに役立ちます。税制優遇を生かして老後資金が貯められるお得な制度ですが、特に公務員の方は「iDeCoの掛金額が少ない」と思われているかもしれません。しかし、2024年12月からは公務員などのiDeCoの掛金上限が1万2000円から2万円に引き上げになります。※厳密にはすべての方ではありませんが。
以下のように掛け金が変わります。※厚労省が出している表です。
iDeCoのメリットは3つあります。
①拠出時:所得税や住民税が安くなる
iDeCoで拠出した掛金は、全額が「小規模企業共済等掛金控除」という所得控除の対象です。所得控除によって、毎年の所得税や住民税が安くできます。
②運用時:運用で得られた利益に税金がかからない
投資で得られた利益には、通常20.315%の税金がかかります。しかし、iDeCoで得られた利益には税金が一切かかりません。
③給付時:受け取るときにも所得控除がある
iDeCoの資産は、60歳から75歳までの間に一時金か年金で受け取ります。一時金の場合は「退職所得控除」、年金の場合は「公的年金等控除」が利用でき、税金の負担を減らせます。
賢く老後の資金を貯めていくためにはとてもいい制度です。ぜひ運用を検討して下さい。