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最低賃金1,500円の意味すること

色々なことが絡んでいる国策なのですが、1つずつひも解いてみると、

国策 「最低賃金は1.5倍にする(10年間で)。」

なぜか、世界水準の物価にしなければならないし、そのためには賃金をあげないと誰も買えなくなる。
その賃金をあげなければ外国人は誰も働きに来ない。
結局「少子化」が一番の根本にある気がしますが・・・。
労働力が確保されて、経済成長がなされるならば、人手不足➡賃上げは多少緩和されるのでしょうが。

ここで一番問題なのが「中小企業」です。
人件費を1.5倍にしなければなりません。
じゃあ物価(売る値段)も上げればいいんではないか・・・
でも、中小が値上げして競争に勝てるのか?

「月謝を1.5倍にして生徒は来るのか!」

こういう話になってきます。
どうしたらいいんでしょう。
もちろん安すぎるサービスを見直すことは必要です。
でもいきなり1.5倍にはできない・・・
さあ、大きな宿題が中小企業には課せられています。
もちろん王道は、企業が改革を行い、人件費のカット、効率化、
更なるサービスの向上(値上げをしてもいいように)・・・
そのためには提供する側のスキルが伴っているか。
二人分動いてくれれば、その一人に1.5倍の給与を付与しても会社はいいわけですから。

ここの戦略は企業の生き残りに不可欠です。
社労士はそんなところまで考えて、賃金制度の見直しや評価制度の見直しまでやっております。

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