佐藤なうsato-now
120年に一度しか咲かない黒竹(くろちく)の花
昨日ニュースになっておりました。
熊本の長洲町で咲いたそうです。
写真を見てもどれが花かよくわかりませんが・・・
「竹」の一種なのでしょうが、一度見た人は二度と見れないという悲しい花です。
そして、この黒竹は、花を付けると地上部の竹は全て枯死するという不思議な習性があります。
イカも同じような習性があると聞いたことがあります。生涯に1度きりの繁殖を完了して子どもを卵からかえした後は死んでしまうそうです。
昔は竹林が一斉に枯れるので、不吉だとか、地震の前触れだとか思われたようです。ですが、これは「竹」にとっては思いきった世代交代でもあるのです。地下茎で繋がったひとつの株が枯れた後、開花の際に出来た種により発芽した株が誕生するからなので、自然な流れなんですね。