052-908-4795
電話受付時間 平日9:00-18:00
佐藤なうsato-now

最新の話題を・・・ 「厚生年金、保険料増を提示 月収66.5万円以上、企業反発」

共同通信から出ております。
厚生労働省は26日、会社員らが加入する厚生年金に関し、高所得者の保険料を引き上げる案を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)部会に示しました。月収66万5千円以上の人が引き上げの対象。現行は月収63万5千円以上で保険料が頭打ちとなっています。保険料収入の増加で年金財政を改善させる狙いがあるのかと。保険料を折半する企業側は反発しますが、政府は24年末までに結論を出すとのことです。
現状は、厚生年金の保険料は月収に応じて32段階の等級があり、最も高い等級の月収63万5千円以上で保険料の上限となっています。対象は加入者全体の6.3%の約264万人。厚労省は同66万5千円以上で新たな等級を設け、保険料引き上げを検討します。お金持ちからなら大丈夫でしょう、といういつもの理屈ですね。
社会保険・厚生年金分野で106万円、130万円の壁に関して、CMでもバンバン取り上げています。どんどん働いていただこうと・・・
そして雇用保険分野でも、現行のは週20時間以上働いた方しか加入しなくていいのですが、それを15時間とか10時間とかにする案も最近出てきました。
そして、この厚生年金の等級の追加策です。
色々出してきますね、岸田政権は。でもなかなか評価されないところがかわいそうなのですが・・・
そもそも、なぜこんなに躍起になっているのか、それは人口の減少、少子化が根本にあります。働き手がいないと、今から激増する高齢者を支えられないんですよね。すべてはそこからの話です。小手先で税収や保険料を増やしながら、ということでしょうが。
前も書いたのですが、やはり結婚してもらえる社会、そして子供が産みたくなる社会へ、ここが最大のキーとなるところでしょう。

関連記事

就業規則勉強会第2回
今日は朝から就業規則勉強会です。7時前に準備して、2期生、3期生と計4時間とハードですが・・・現状就業規則が4本同時進行してますので、ちょうどいいところです。社労士総勢50名近くの意見を聞けますので。しっかりとパワーアップして成長します。
遺族厚生年金➡子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へ
昨日の記事です。会社員などが亡くなった際に配偶者らに支給される「遺族厚生年金」について、厚生労働省は、共働き世帯が増えたことなどから受け取る要件の男女差をなくし、現役世代で子どもがいない人の受給期間は、性別にかかわらず、5年間とする方向で検討に入りました。 「…
最低賃金1,054円で調整
昨日のニュースです。過去最高の50円引き上げで決着となりそうです。最低賃金について議論している厚生労働省の審議会は、物価高が続いていることなどを踏まえ、今年度、過去最大となる時給で50円引き上げる目安で決着し、全国平均で時給1054円となることがわかりました。…
CONTACT

お電話でのお問い合わせ

052-908-4795

電話受付時間 平日9:00-18:00

メールのお問い合わせ

お問い合わせ

24時間受け付け