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助成金と補助金の違い

今日もお問い合わせがありまして、補助金に関してのものでした。
そもそも助成金と補助金には違いがあります。
最も大きな違いは、助成金がある一定の条件を満たせばほぼ必ずもらえる資金であるのに対して、補助金はある政策を推進する最も良い提案に限ってもらえる資金である、ということです。
また、助成金の主な管轄は厚生労働省で、補助金の主な管轄は経済産業省や中小企業庁です。 目的に関しても助成金は雇用や労働環境の改善が中心であり、補助金は新規事業の支援や地域振興、公益につながる事業の促進などを目的としており、明確な違いがあります。
基本的に返還義務がない、という点は共通です。
そして、大きな違いは受給率です。助成金は条件が整っていればほぼ100%支給されます。
他方、補助金は50%前後しか採用されない、という難しさもあります。条件が整っていてもうまくコンサルしないと(計画書などをきちんと伝わるように書かなければ・・・)通りません。
そして、助成金は社労士の独占業務です。助成金の申請代行ができるのは社労士だけです。他の士業の方やコンサルが行ってはいけません。自社でやる場合はOKですが。
他方、補助金や厚生労働省が提供する雇用関係の助成金以外は社労士資格のないコンサルタントや他の士業の方も代理申請できます。
助成金に関しましては、社労士にお任せください。
補助金も・・・勉強していく予定ですので、両方できれば鬼に金棒ですからね。
頑張ってまいります。

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