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佐藤なうsato-now

なかなか求人を出しても応募がこない・・・

こんな質問を受けました。
Q、「愛知県でも西の方の過疎地域で会社を経営しています。専門職の採用について経験者を採用したいのですがなかなか採用できず困っています。ハローワークなどへの求人掲載、有料のサイトを使っての掲載もしています。経験者に来てもらえるようにするにはどういったアプローチが有効なのでしょうか。」

A、どの企業様も同様なお悩みを抱えてみえるかと思います。ずっと掲載をしているけど一向に来ない・・・こんな相談もよく受けます。
特に手に職の必要な仕事は、それだけで条件が限定されるので当然難しくなります。
専門職は、市場の成長と共に長らく求職者の数より求人数が大幅に上回り、採用が非常に難しい状況が続いています。いわば企業規模にかかわらず、ほとんどの企業が経験者採用に苦戦していると言っても過言ではないでしょう。
そのため他社に打ち勝ち良い方を採用するには、有料・無料のあらゆる採用手法と、ある程度のコストが必要となります。また、それ以外の方法もあります。そして手間をかけて工夫することが大切です。
以下、手法を載せますので参考にしてください。
■有料媒体
・人材紹介会社の活用
・業界専用の求人サイトへの掲載
・外部セミナーや研修に参加しその人脈への声掛け
有料の媒体は、掲載原稿や載せ方など専門家がサポートしてくれますのである程度は楽です。ただ、どうしてもコストはかかってきますので、そこの兼ね合いは難しいところです。
■無料媒体
・ハローワーク掲載
意外と企業様でやられていないところも多いです。そもそもハローワークの求人って来るの?と感じられている方も多くいますので。
ただ、創意工夫をすれば意外と求人が来ます。創意工夫とは、掲載しっぱなしにしないことです。少し文言を変えてみたり、表現に工夫を入れたり、イベント的な要素を取り入れたり、色々と工夫もできます。
・社員、取引先からの紹介
ここでの情報は確率が高くなります。「紹介」ということでハードルは下がりますから。アルバイト・パートスタッフがいるなら、そこから正社員登用制度なども打ち出されると、そこからの希望者も募れます。何が一番いいかというと、紹介や、すでにいるパートスタッフなどからの雇用は、「あまり辞めない」ということにつきます。現状を把握してはいってくるわけですから。

さらに、給与面・仕事の内容・働く環境などを見直し、数ある求人の中から貴社を選んでもらえるよう、差別化を行う必要があります。
複数人の採用をご予定されているならば、少なく無料のツールを使った採用活動だけでも、年間を通して実施されることをお勧めいたします。特に経験者となると、どの時期に転職市場にでてこられるかわかりませんので、常に網をはっておく必要があります。

最後に過疎地域ということで、移動を伴う転職者の受け入れ体制を整えることをお勧めします。
たとえば、社員寮・シェアハウスの完備、住宅手当・引っ越し手当の支給などにより、転職者の負担を軽減することができます。
もちろんそれを揃える費用も必要ですので、一概には言えませんが・・・
とにかく、手間を惜しまないことですね。細かく修正を加え、常に採用のことを頭に入れながら地道にやっていくことです。その姿勢が相手へも伝わりますので。

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