太陽フレアによるオーロラ
11日夜から12日未明にかけて北海道の各地でオーロラが観測されたということです。
「低緯度オーロラ」というのも普段見られるようですが、緯度的に異なっているようで、太陽表面で起きた「太陽フレア」と呼ばれる爆発現象による影響だとみられています。
何やら電磁波でスマホが当分使えなくなる?
こんな情報も出ていましたが、そもそも「太陽フレア」って何?
「太陽は活動の周期があるんですね。その活動が活発になると、表面で巨大な爆発現象が起きるようになります。この現象を「太陽フレア」と呼びます。電磁波や高エネルギーの粒子、それに電気を帯びたガスが放出されます。早いものだと8分間で、遅くとも数日の間に1億5000万キロも離れた地球にも届くのです。その際、地球を覆っている磁場に作用して地球の磁気を弱めてしまうのです。」
まさか・・・
あながちあり得ないことではありません。
爆発の程度で国の被害想定には示されています。
「100年に1度の巨大な爆発が起きた場合を想定した「最悪シナリオ」の例です。まず携帯電話やテレビは、2週間にわたって断続的に利用できなくなったり、視聴できなくなったりします。携帯電話は周波数が一時的にひっ迫するため、110番や119番などの緊急通報もつながりにくい事態になるとしています。また、GPSの精度が大幅に低下し、カーナビが正常に機能しなくなったり、スマホの地図アプリが使用しにくくなったりします。当然飛行機なども影響は出るでしょう。」
更に電力系にも・・・
「太陽フレアによって磁場が乱れると、電力系統に強い電流が流れます。その対策をとっていない設備では保護装置が誤作動を起こし、広域停電につながるとされています。また誤作動が起きなくても、設備の損傷で電力供給に影響が出るとしています。1989年には、カナダでおよそ10時間に及ぶ大規模な停電が起きて600万人に影響が出たこともあります。このところ気温の高い日が続いていますが、厳しい暑さの夏場に停電が続くと、エアコンが使えず熱中症で倒れる人が増えるというまさに命に関わる事態です。」
宇宙天気予報という聞きなれないものが事態がよろしくない場合出てくるのではないでしょうか。
総務省が所管するNICT・情報通信研究機構という所がすでに過去には出しているんですよ。
でも爆発して8分で届くんですから、対応のしようもないですよね、事前準備しかないですね。