極大って?
昨日の記事で、
「今夜、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が(極大)を迎えます。空の暗い場所での流星数は、1時間あたり40個程度が期待されます。関東から九州、沖縄は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。」
こんなものがありました。
流れ星がよく見えるということなのでしょうが、「極大」って何?
理系の私は微分積分で極大の所は学びましたのでわかりますが、
普通は、極大と最大は何が違うの?
こうなりますね。
「最大は全てのものより大きいもの、 極大はそれより大きなものはないもの・・・」
増々わかりません。
高校数学では、「極大かつ最大」なんてのも出てきます。
「極大」は特別大きなもの(極めて大きいもの)
「極大」は特別に大きなもの、多いもののことで絶対的な大きさと言うより相対的に大きいことを言います。
「きわめて大きいもの、多いもの」ですから世の中には一つだけでなく沢山あると言うことです。
「アメリカやロシア、中国」などは「極大国家、巨大国家」と言えます。
「巨大」と言う言葉に置き換えても良いものです。
太陽黒点や流星群の場合、「極大期」があり最も多く見られる時期のことですが、「最大期」とは言いません。
こんな感じでしょうか・・・
「最大」は最も大きいこと
「最大」は最も大きいことですが、ある範囲の中でのことを言います。
「~の中では最大」と使い、世の中には様々な分野で「最大」のものが数多く存在します。
例えば、国家では最大国家は面積でいう場合や人口、軍事力、経済力、影響力などでそれぞれ存在するわけです。
日本国内で最大の湖は琵琶湖ですが、世界で最大の湖はカスピ海となります。
「極大」は極めて大きなもの、巨大なもの、きわめて多いことなどを言います。
絶対的な大きさと言うより相対的なものと言えます。
「最大」はある範囲で最も大きなものを言います。
絶対的な概念と言うより相対的なことを言います。
世の中には「極大、最大」なものが多く存在している訳です。
数学では「極大、最大」は異なる概念として扱われます。
より難しくなったかもしれませんが・・・