巳年選挙
今年は12年に一度の「巳年選挙」だそうです。
12年に一度、都議選と参院選が重なる選挙。
4年ごとの都議選と、3年ごとに半数が改選される参院選が重なる、2025年『巳年』だからだそうです。
実はこれまでの「巳年選挙」は政治の大きな転機となってきたそうで。
私の記憶がある中での整理を。
1989年:小渕恵三、官房長官
「新しい元号は平成であります」
ここから始まり、土井たか子のマドンナ旋風、自民党、橋本龍太郎幹事長(当時)「ちくしょう、またひらいたか」は有名に。
「ねじれ国会」ができたのはこの時でしたね。
8党派による細川連立政権が誕生。戦後長く続いた自民党と社会党による55年体制が終わりを迎えたときでした。
2001年:小泉純一郎
「この自民党の派閥論理こそぶっ壊さなきゃならない」
「この郵政民営化、必要ないのか。国民に聞いてみたい」
「ワン・イシュー選挙」と呼ばれた小泉劇場はある種天才的な手腕で小泉一色でしたね。
2013年:安倍晋三、「アベノミクス」
自民党は擁立した候補者全員が当選する完全勝利を果たしました。
「安倍一強」ねじれも解消。
そして、2025年の今回・・・
都議会の動向でほぼ参院選の様子もわかるのですが、自民圧勝はもうないでしょう。
でも、他にどこへ流れるのか。維新はもう壊滅寸前、立憲、国民民主あたりに動きそうですが、今回の都議会で石丸さんは全くダメだったこともあり、よく情勢は見えてこないと言えます。
今回の巳年選挙も、日本の政治を変えるきっかけとなるのでしょうか。
脱皮して、生命力を象徴する干支とされる蛇ですから。