052-908-4795
電話受付時間 平日9:00-18:00
佐藤なうsato-now

定期健康診断の見直し

私の会社でも11月に毎年健康診断を行っております。年に一度は定期健康診断を行うことが義務付けられておりますので、保険適用がないので費用は少しお高いのですが仕方ありませんね。その健康診断の項目の見直しを検討しているようです。

廃止または変更が指摘されている主な項目
・胸部X線検査
1972年に結核の発見を目的として始まりましたが、現在では結核は減っており、肺炎や肺がんを調べるためにやっています。しかし、X線検査による肺がんの発見は精度が低く、無駄ではないかといわれるようになりました。OECD(経済協力開発機構)も、2019 年に「日本の健診は無駄な検査や不要なX線被ばくなどが生じている可能性がある」と指摘しています。胸部X線検査に代わる案としては、被ばく量の少ない胸部CT検査が挙げられており、しかもCT検査だとX線で見つけられないがんも見つけられるとのことです。
・心電図検査
年齢の高い方は不整脈や心筋梗塞の恐れがあるため心電図検査をやったほうがいいかもしれませんが、若い世代では異常が見つかるケースが非常に少ないそうです。今の健康診断はどの世代も同じ心電図検査をやっていますが、年齢を区切ってやったほうが良いといわれています。
・空腹時血糖検査
問題なのはどちらかというと食後の高血糖(隠れ糖尿病)で、放置すると脳卒中や心臓疾患にもなるので、食べた後の血糖値の状態がわかる検査もしたほうが良いといわれています。

加えた方がよいと指摘されている主な項目
・骨密度検査
骨粗鬆症になると寝たきりになって認知症にも影響するため、加えるべきだという声が多くあります。
・月経困難症や更年期障害など女性に特化した項目
「女性版骨太の方針 2023」にも盛り込まれました。症状に個人差があることから、まずは医師の問診に追加する方法が有力です。

また進展がありましたら報告をいたします。

【内閣府 規制改革推進会議「健康診断項目の合理化等について」】

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230424/medical11_0102.pdf

関連記事

労働基準法【R7問1肢ウ】
【R7問1肢ウ】労働審判員や裁判員としての職務は労働基準法第7条にいう「公の職務」 に該当するため、労働者が労働時間中に、これらの職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、使用者はこれを拒んではならないが、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない…
ジャングリア、海!!
さて、結構飛行機は揺れてくれましたが、何とか寿命は縮まりながら着陸。少し気候が違うようで、さすが沖縄です。今日は海へ行き、マリンスポーツを午前中行い、午後からジャングリアという詰め込んだ日程です。とにかく人生最後の沖縄かもしれませんので、今日だけ仕事なしで楽し…
コワい飛行機に・・・
今日は朝からソワソワ、ソワソワ・・・飛行機に乗らなければならず、離陸の時に聞こうとしている音楽をダウンロードしようと昨日、色々試してはいるけど、いまだにできていない状況です。著作権の関係で色々難しいのは知っているのですが、数曲だけスマホに入れたいのに、それがで…
CONTACT

お電話でのお問い合わせ

052-908-4795

電話受付時間 平日9:00-18:00

メールのお問い合わせ

お問い合わせ

24時間受け付け