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医療費の動向➡令和5年度は過去最高の47.3兆円
先日、社労士試験は終了しましたが、試験でも統計資料に関する問題が出るんですよね。
特に、医療・介護・年金といった社会保険分野は社労士の専門範囲ですので、押さえておくべきです。
厚生労働省では、毎月、医療費の動向を迅速に把握するため、医療機関からの診療報酬の請求(レセプト)に基づいて、医療保険・公費負担医療分の医療費を集計した「医療費の動向」を公表しています。
この度、令和5年度の集計結果が公表されました(令和6年9月3日公表)。
これによると、令和5年度の医療費は、前年度から1.3兆円増の「47.3兆円」となり、過去最高を更新しました。
伸び率は2.9%(前年度は4.0%)となっています。
今回の増加については、新型コロナウイルス感染症の5類への移行などが影響しているとされています。
なお、この資料における医療費は、速報値であり、労災・全額自費等の費用を含まないことから概算医療費と呼称されています。
概算医療費は、医療機関などを受診し傷病の治療に要した費用全体の推計値である国民医療費の約98%に相当しているということです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「令和5年度 医療費の動向」を公表します ~概算医療費の年度集計結果~>