052-908-4795
電話受付時間 平日9:00-18:00
佐藤なうsato-now

「106万円の壁」撤廃へ

103万がきたのだから必ず来るだろうな(こちらの壁が残っているせいで意味がなくなるので)とは思っていましたが、早かったですね。
厚生労働省は、会社員に扶養されるパートら短時間労働者が厚生年金に加入する年収要件(106万円以上)を撤廃する方向で最終調整に入った。勤務先の従業員数を51人以上とする企業規模の要件もなくす。週の労働時間が20時間以上あれば、年収を問わず加入することになる。老後の給付を手厚くする狙いだが、保険料負担が生じる。厚生年金の年収要件は「106万円の壁」と呼ばれ、保険料負担を避けるため働く時間を抑制する要因ともされてきた。
一方、政府、与党は国民民主党の主張を踏まえ、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」を見直し、非課税枠の引き上げを検討中。これに対し厚生年金の年収要件をなくせば、手取り収入が減ることになり、曲折も予想される。
最低賃金の引き上げに伴い、週20時間以上の労働時間があれば年収106万円を上回る地域が増えており、厚労省は実態に合わせて撤廃すべきだと判断した。来年の通常国会に関連法案提出を目指す。要件の見直し全体で新たに200万人が加入する見通し。

※壁の詳細(100、103、106、130万・・・)は「お役立ち情報」の2023年の年末にまとめてあります。
「壁マニュアル」です。

関連記事

協会けんぽの電子申請
来年1月13日に開始予定となっている協会けんぽの電子申請サービス社労士の提出では被保険者の委任状必須です。 申請できる人は、協会けんぽに加入している被保険者および社会保険労務士となっています(※)。事業主が電子申請することはできないことから、実務上、会社から申…
労働基準法が約40年ぶりに大改正??
4. 有給休暇の賃金算定における通常賃金方式の原則化現状は通常賃金でやられている会社が多いかとは思うのですが、それを原則義務化に・・・ 現在、年次有給休暇取得時の賃金の算定方式は、(1)平均賃金方式、(2)通常賃金方式、(3)標準報酬日額方式の3種類があり、企…
社会保障制度改革へ「国民会議」新設の方針
社会保障の話は、維新が相当強く主張しています。吉村さんもメディアで多くの発言をすることで、社会保障費の大きすぎる負担問題を何とかしようと躍起です。政府と与野党は、社会保障制度改革を議論する「国民会議」を新設する方針を固めました。減税と現金給付を組み合わせた「給…
CONTACT

お電話でのお問い合わせ

052-908-4795

電話受付時間 平日9:00-18:00

メールのお問い合わせ

お問い合わせ

24時間受け付け