福利厚生:カフェテリアプラン
最近よく耳にする言葉です。
「第三の賃上げ」こちらもよく耳にします。
福利厚生サービスを活用して従業員の手取り給与を増やす方法で、その方法の1つに、「カフェテリアプラン」を導入する会社が増えております。
物価高騰が問題となっている昨今、企業の負担を抑えつつ従業員の実質手取りを増やせるため重要視されてもいます。
カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)は、企業があらかじめ用意した複数の福利厚生メニューの中から、従業員が自分のニーズに合わせて自由に選択できる制度です。
「社員一人ひとりが“福利厚生のメニュー”を選ぶ」という点が、レストランのカフェテリア方式に似ていることから名づけられました。
ポイント制が一般的で、企業が従業員に対して一定のポイント(または金額)を毎年付与。従業員はそのポイントを使って、福利厚生メニューから自由に選択・利用します。
医療費補助、保育料、スポーツクラブ、旅行、資格取得、家族向け支援など色々あります。
メリットとして
・従業員は自分に必要な福利厚生を選べる(公平性と柔軟性)
・会社は人材定着・満足度向上、税務上の優遇(条件による)
・全体として、一律制度より無駄が少なく、効果的なコスト配分が可能
税務上の優遇を少しだけ
■ 社会保険の取り扱い➡報酬対象
社会保険(健康保険・厚生年金保険)では、報酬に該当するものは標準報酬月額に算入されます。
■ 雇用保険の取り扱い➡原則報酬対象外
雇用保険においては「賃金、給料、手当等の賃金性のあるもの」に対して保険料が課されますが、福利厚生費として支給されるものであって、現金ではなく現物支給に準じた性格のあるものは「賃金」には該当しないとされています。
検討される会社も多くあり、私も詳しく調べている最中です。